皆様こんにちは。MSHハシモトです。
エボのエンジンのお話2回目です!
(前回の記事はこちら→ランエボのエンジン4G63について)
今回は4G63シリーズ最強のエンジンが載ってるエボ9です。
このエンジンにはマイベック機構がついてます。
ホンダ車で言うところのブイテックですね。
このマイベックという機能は可変バルタイというシステムで、エンジンヘッドの開閉のバルブタイミングを最適なタイミングにするシステムです。
なぜこの可変システムが必要なのか?
それはカムシャフトとの関係です。俗にいうハイカム、これは早くバルブを開いて遅く閉じることによりたくさんの空気をシリンダーの中に入れて爆発力を高めるためです。
しかし、これには弊害があります。それは排ガスがクリーンじゃ無くなり、低回転が不安定になります。
今のご時世ではダメダメですね。そこで可変バルタイによっていい所を使うというやり方です。
これによりエボ9エンジンは見違えるほどのトルクとパワーが上がりました。カタログ上では280馬力で一緒ですけどね。
他にもタービンが大きくなったり、ヘッドの形状が変わりプラグがロングリーチタイプになったりしています。
4G63エンジンシリーズでは間違いなく一番のエンジンで、エボ9だけにしか載ってないので、あまり台数が無いのが残念な所です。
メンテ不足や無理なチューニングで壊れたりしたら…中古エンジンは高いし、台数も少ないので大事に乗りましょう。
パワーアップするときの注意は今までのと一緒ですので、慣れてる所に頼んだ方が無難です。
まめなオイル交換。そして、ベルト交換は早めにしましょうね。
さて次はエボ10のエンジン4B11について書こうかと思ってます。お楽しみに。
(エボ10のエンジン4B11の記事はこちら→エボ10のエンジン4B11とフルチューン走行動画)
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